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あなたもFXを難しく考えすぎていませんか?

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もくじ

 

あなたもFXを難しく考えすぎていませんか?

 

こんばんは!0510です。

突然ですが、あなたはFXを難しく考えすぎていませんか?

相場の世界は実に複雑で難解なものです。

しかし、我々トレーダーは複雑なものを複雑なまま理解しようとしたり、解決しようとしていてはいけません。

なぜなら、我々凡人が勉強したり、多少経験を積んだくらいで理解できるほど、相場の世界は簡単な仕組みで動いてはいないからです。

 

為替は世界最大規模のマーケットで、1日の取引高が実に日本円にして700兆円を超えています。

日本株式市場の中心である東京証券取引所の1日の平均売買代金が約3.3兆円なので、株式市場などと比較した場合、桁違いのマーケット規模である事がイメージできるのではないでしょうか?

このマーケットには世界中の様々なトレーダー達が参加し、必死に上か?下か?という二択の問について死に物狂いで向かってくるのです。

世界中から様々な考えを持ったトレーダーが参加している為替相場では、大勢の心理が交差して実に複雑な動きをするという事を、あなたも容易にイメージできるでしょう。

 

実は私は過去に、相場の世界を学習で全て理解するつもりでいた時期があります。

でも、全然勝てるようにはなりませんでした。

なぜか?

答えは簡単で、複雑なものを複雑なまま理解するという事がトレードで勝つという事に関しては相関していないからです。

もっとも、相場の値動きを勉強して読み解けるようになろうという考え自体が間違っています。

 

相場の世界は、どこまで行っても二択以外ありません。

上がるか?

下がるか?

これだけです。

 

もちろん、動かない期間はありますが、時間をかけて最終的には上がっていくか、下がっていきます。

この二択の正否によって、あなたの口座資金が増えたり減ったりしていきます。

この二択に100%正解する方法があるのでしょうか?

 

相場の深い知識や超高度技術があれば勝ち続ける事が可能だという理屈が真実ならば1999年のLTCM破綻の説明がつかないでしょう。

LTCMはソロモンブラザーズのトップトレーダーであった、ジョン・メリウェザーが立ち上げたヘッジファンドです。

LTCMにはノーベル経済学賞を受賞した学者が2名も在籍していました。

彼らのような異次元レベルの高度専門知識を持っていても、相場の二択問題を当て切る事はできませんでした。

 

専門家の中でも、プロ中のプロと位置付けられているような人達でも上げ下げを100%的中される事ができないのに、我々のような凡人トレーダーが100%的中させるなんて不可能である事は、ご理解頂けたと思います。

では、我々は何をすべきか?

ちょっとだけ確率が高いところ、または動いたとしたら大きく動く可能性の高いところ。

これらを過去の値動きから検証して、再現性の高いポイントだけ仕掛けていく。

これ以外に方法はないと考えます。

複雑な問題を複雑に捉えて解読するのではなく、複雑なものをシンプルに分類していくのです。

そして、必ず勝てるわけではないので負けた時の対処法を常に考えて、準備しておくという事です。



 

私はFXを難しく考えすぎて泥沼から抜け出せなくなった過去がある

 

私はトレードで勝てない期間が実に10年以上続きました。

私自身の経験で言うと、私が勝てない理由は知識がないからだと決めつけていたのです。

つまり、逆説的な発想になりますが、相場の知識やトレードの知識が増えれば知識に比例して、お金が増えると本気で考えていたのです。

今思うと非常に安易であり、相場の事を何も理解できていなかったなぁ・・・と思います。

 

私は相場関係の本は300冊以上読みました。

読書というのは不思議なもので、これにもスキルが必要だったりします。

私は幼少期、母親の影響で絵本や図鑑を観るのが大好きだったようですが、学生時代は本を読んだ記憶がありません。

お金が欲しい!

この欲望だけで、必死に相場本を読み漁りました。

最初は3ページ読んだだけで眠くなり1冊読むのに2ヶ月も3ヶ月もかかったものです。

相場の専門書籍は難解な言葉が使われていて、理解するのに大変苦労します。

 

しかし、読書は継続すればするほど上手くなります。

本を大量に読むと本を読むのが上手くなるのです。

膨大な時間を投資する事になりましたが、100冊を読破してしまう頃には本を読むのが簡単に感じてくるものです。

このように相場本を読む事に抵抗がなくなった頃には、相場やトレードに対しては、それなりに知識がついてきていました。

トレードの知識が蓄積された事によって、トレード収支に影響が出始めたか?

そんな私の淡い期待とは裏腹に、トレードパフォーマンスが向上する事は一切ありませんでした。

現実とは実に残酷なものです。

 

このあたりから、私は違和感を感じ出してきました。

実は相場の知識やトレード手法を学びまくっても、意味がなかったのではないか?

そうです。

ポイントは、そこじゃない。

私がやってきた事を例えるならば、腕相撲でライバルに勝つ為に、毎日必死で腕立て伏せを1,000回繰り返してきたようなイメージです。

いくら腕立て伏せを一生懸命頑張ったとしても、腕相撲が強くなる事はありません。

多少は意味あるかも知れませんが、腕相撲で敵に勝つという事を目的とするならば、上記の行動は非常に非効率な事だと言えるでしょう。

そして、これらの最大の問題点は大切な資産である「時間」を無駄に消費してしまいます。

 

腕相撲に勝つ為は何が必要でしょうか?

その種目に強くなる為に必要な筋力アップを狙うのが王道です。

まずは腕相撲に強くなる為に必要な筋肉を調べ上げる。

リストカールやダンベルプロネーションなどを中心にメニューを組むべきである事に気がつくでしょう。

そして、毎日1つの筋トレ種目を1,000回もやるのではなく休息時間の重要性を理解しておく必要もあるでしょう。

筋力アップには栄養管理も無視できません。

そして、短期的に結果を出そうとするのではなく、長期的なプランを事前に計画しておくのです。

 

これはトレードも同じです。

ただ、想いのまま我武者羅に頑張ったくらいで結果が出るようになれば、誰も苦労しません。

トレードにおいては、複雑なFX相場を複雑なまま理解してはいけないですし、理解しようとしても理解できるようにはなりません。

実はトレードの場合、複雑なものをシンプルに分解して考えた方がパフォーマンスが上がります。

腕立て伏せを毎日1,000回やろうが10,000回やろうが、なかなか腕相撲が強くならないのと同じです。

まずは、この現実を直視すべきです。

上がるか?下がるか?という、この一見単純に見える二択問題を100%攻略する方法など、そもそも存在しないのです。

これが現実です。



 

あなたは相場の本質を理解していますか?

 

相場の未来を予測して、的中させる事は誰にもできません。

ノーベル経済学賞受賞者が2人も在籍していたLTCMですら、例外ではありませんでした。

そもそも、相場にはお金を増やしたり減らしたりする機能がないのです。

参加者達が場にお金を出し合って、そのお金を奪い合っているだけ。

二択問題が出て、当たった人にお金が入り、間違った人は奪われます。

実に単純明快でシンプルですね。

しかし、その二択問題に100%正解する方法を導き出そうとすると間違いなく泥沼にはまって出られなくなるのです。

 

私が、為替ブローカーで働いていた時に、何人もの個人投資家とお話する機会がありました。

当時、個人投資家で最も数が多かったのは株式投資家でした。

驚くべき事に、彼らの多くは株式投資とは株式発行企業に投資しているのだと本気で信じていたのです。

確かにIPOであれば、株式購入資金が発行元に行く事になりますが、それ以外は別です。

 

そもそも株式投資という言葉が紛らわしいのですが、株式を買うという事は、その株どこで買いますか?

取引所ですよね?

例えば、ある投資家Aさんがトヨタの株を100株買おうと考えます。

Aさんはトヨタの株を東証を経由して買う事になります。

この行動がトヨタという企業に投資している事になりますか?

いいえ、違いますよ。

Aさんがトヨタの株100株を手に入れたとしたら、Aさんは誰から株を買ったのでしょうか?

答えは、誰か知らないけどトヨタ株を売りたいと考えて売り注文を出していた、別の投資家です。

ある個人投資家同士のトヨタ株のトレードがトヨタの利益になると思いますか?

間違いなく1円の利益にもなりませんよね。

Aという投資家からBという投資家に株が移動した。

これだけです。

確かにトヨタ株を買った投資家は株主としての権利を得る事になりますが、トヨタという企業に投資したわけではありません。

トヨタが発行している株式に投資したのです。

 

この事実を全く理解していない、自称経験豊富な個人投資家が日本には、あまりに多すぎました。

もっとも、こういった事実を知らない投資家が多い方が都合がいい方々が大勢いるから、そのような構造が意図的に作られているわけなのですが・・・。

まずは、相場の本質を理解する事が最も重要です。

相場は頭脳明晰な人や知識、経験豊富な投資家が必ず勝つわけではありません。

常に強者は有利で弱者が圧倒的に不利な状況であるにも関わらず、弱者にはハンデがつくという超不平等極まりない世界。

テクニカル分析やファンダメンタル分析よりも前に、相場は純粋にお金の奪い合いをする場所だという本質を理解する事が成功への近道となります。

 

まとめ

 

①FXで勝つには思考をシンプルにする必要がある。

人間は複雑で難解な内容であればある程、高いパフォーマンスが出せると考える傾向が強い。

しかし、これらは全て本能が生み出している幻想であり、あなた自身が生み出している、まやかしだ!

自分に負けるな!

 

②FXを難しく考えれば考えるほど、泥沼にハマる。

複雑な思考や難解な手法を使う事で勝てるようになるという思考から抜け出せずにいると、どこまで深く、そして広い相場の知識を得ようという行動に出てしまう。

しかし、相場は実に様々な仕組みで動いている。

未来の値動きは絶対に的中させる事はできないという現実を受け入れよう!

 

③相場の本質を理解しよう!

そもそも、相場には、お金を増やしたり減らしたりする機能がない。

相場に参加者達が勝手にお金を出し合って、その出されたお金を勝者が奪い、敗者は奪われる。

ただ、それだけのゲーム。

つまり、誰かが勝つという事は、他の誰かの取り分が減ったという事を意味している。



 

  • この記事を書いた人

0510@FX

現在、会社員の副業としてFXでデイトレやっています。お金持ちに憧れて運用の勉強を開始→株で破産→先物で破産→念願であった外資系運用会社のトレーダーに内定もらったのに、あっさりとクビ→今までの経験を全てリセット!ゼロから独学で再スタートしたら月100万円達成!FXに関する事や私のトレード収支、デイトレなどを中心にブログで配信中です!

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