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FXは長期取引?短期取引?どっちが儲かるか?という話

更新日:

FXは長期と短期では、どっちが儲かるか知っていますか?

こんな方におすすめ

  • FXを長期投資で取り組むか?短期投資で資金を回すか?悩んでいる人
  • FXを検討しているけど、長期がいいのか?短期がいいのか?知りたい人

 

 

まず、最初に結論を言っちゃいます。

 

どっちも儲かります。

 

つまり、ちゃんとした運用者が資金を運用すれば、長期であれ短期であれ、利益を出す事が可能です。

 

逆に言うと運用者のスキルが低ければ、長期でも短期でも損します。

 

あくまで時間軸の違いだけ。

 

これはトレードスタイルの違いと考えてもらえばいいです。

 

FXの長期と短期は別物?いえいえ、同じものですよ。

例えば、ボクシングをイメージしてみてください。

 

ボクサーには、それぞれ得意なスタイルがありますよね?

 

 

相手にグイグイ接近してパンチを打ち込むインファイター。

 

巧みなフットワークを武器に相手と距離を保ちながら攻め時、逃げ時を選ぶアウトボクサーなど。

 

インファイターとアウトボクサーは、どっちが強いですか?

 

こんなバカげた質問は普通しませんよね。

 

どちらにも良いところと悪いところがあり、どちらが強いか?なんてボクサー次第なのでわかりません。

 

FXも同じです。

 

長期には長期の良いところがあります。

 

短期には短期の良いところがあります。

 

ポイント

FXの長期、短期はトレードスタイルの違いと考えよう!

 

あなただけのトレードスタイルを確立させよう

 

トレーダーにもライフスタイルや資金量、そして、性格などの個性があります。

 

あなたの特性を理解して、あなたに最適なトレードスタイルを見つけ出すことが大事です。

 

私もトレードスタイルを修正したり、仕掛けのタイミングを変えたりして、毎日試行錯誤の連続です。

 

もしかすると、実際にトレードしてみると、自分が得意だと考えていたトレードスタイルよりも苦手だと思っていたトレードスタイルの方がフィットしたりするものです。

 

私はデイトレ(短期売買)を勉強したので、長期か?短期か?という迷い方はしませんでしたが、順張りか?逆張りか?というところで、つまずいたことがあります。

 

私が師匠からトレードを学んでいた頃、自分は逆張り向きな性格だと考えていました。

 

そのため、かなり長い期間逆張りでトレードしていたものです。

 

今は逆張りでトレードすることは、ほとんどありません。

 

現在、私のトレードスタイルは基本、順張りです。

 

なぜ、FXで長期か?短期か?と悩む人が続出しているのか?

 

あなた以外にも、FXで長期がいいのか?短期がいいのか?っと悩む人はいっぱいいます。

 

それはなぜでしょうか?

 

答えは明確で、長期トレードと短期トレードをまるで別物として説明して金儲けをしようとしている人たちがいるからです。

 

私は昔、銀行で仕事をしていた時期があります。

 

そこでは、成績の良い営業担当者は・・・

 

短期トレードはダメです。損しますから。長期は短期と違って損しませんよ!

 

私は、このような表現には問題があるのではないか?と考えています。

 

当時も思っていましたが、誰も私の意見に同意してくれる人はいませんでしたね。

 

ちなみに、銀行員は金融庁に証券外務員登録されていて、投機目的の短期売買などは禁止されています。

 

銀行員や証券会社の社員に短期売買の経験豊富な人はいないということです。(証券ディーラーは除きます。)

 

短期トレードで損しているのは、時間軸に問題があるのではなく、トレードそのものに問題があるのです。

 

短期トレードの場合は結果が出るまでの時間が早いため、ダメなトレードの結果を確認するのに時間がかからないだけなのです。

 

長期でもダメなトレードをやっていれば、ダメです。

 

FXにおける長期トレード、短期トレードの特性を考える

 

長期トレードと短期トレードの違いは時間軸です。

 

では、時間軸が変わるとどのようにトレードが変化するのでしょうか?

 

簡単にメリットとデメリットをまとめてみました。

 

時間軸 長期 短期
手数料コスト 少ない 多い
取引回数 少ない 多い
監視時間 少ない 多い
資金効率 悪い 良い
経験値 増えない 増える

 

長期投資のメリットとデメリット

 

長期投資は手数料コストが少なくて済むことが、最大のメリットと言えるでしょう。

 

FXで言えば取引のたびに掛かってくるスプレッドコストですね。

 

長期投資と言っても明確な保有時間の定義があるわけではありません。

 

ある人にとっては、1年が長期だったり、人によっては10年以上の保有を長期と呼ぶ人もいるでしょう。

 

長期投資はデイトレのように細かくポジションを入れ替えたり、取引する通貨ペアを選択する回数が多くはありません。

 

デイトレと比較すると、1トレードで手にするリターンも巨大になる可能性があります。

 

例えばビットコインなどは良い例でしょう。

 

 

ビットコインは2015年から約5年くらいかけて100倍以上、上昇しました。

 

100万円投資していれば、1億円に化けているわけです。

 

デイトレでは、ここまで大きなリターンを得ることは不可能です。

 

ただし、長期投資もメリットばかりではありません。

 

デイトレと比較した場合、圧倒的に資金効率が悪くなります。

 

確かに良い通貨ペアに仕掛けられていればいいですが、必ずしもトレードが上手くいくわけではありません。

 

中々、上昇しなかったとしても放置するわけです。

 

最悪の場合、含み損で終わる可能性も十分ありますし、リーマンショックのような大相場で儲けるか?大損するか?というリスクを背負うことにもなります。

 

さらに、マーケットを監視する必要がなく、ポジションの出し入れも、ほとんどしないのでトレードスキルが上がりません。

 

よく、株を20年も30年もやっていると豪語する人がいますが、そんな人に限って素人のような発言を恥ずかしげもなく自信満々に話しているものです。

 

 

長期投資で、株を持っている期間だけ計測しても、トレードスキルを判断することはできないということです。

 

短期投資のメリットとデメリット

 

短期投資に関しては、長期投資とメリットとデメリットがひっくり返るということになります。

 

ポジションを持つ時間が短いため、たまに発生する相場の突発的な値動きに影響を受ける可能性を下げることができます。

 

テロとか震災など、予測不能な事態が相場に破壊的な影響を与えることも珍しくありません。

 

短期投資に関しては、そういったリスクを回避できるという点が大きいでしょう。

 

また、通貨ペアの選択や相場を見ている時間が長くなり、チャートパターンや相場の癖や特徴も嫌でもわかってきます。

 

トレードスキルがアップするということです。

 

トレードスキルは、今後の不安定な時代に、あなたを支える超強力な武器となるでしょう。

 

長期投資家たちが、ポジションを放置している間に、デイトレーダーたちは、せっせとトレードを繰り返すので技術が上昇していくのは当たり前のことです。

 

これを20年継続していたら、かなりの力がつきます。

 

また、資金効率が圧倒的に良いので、1回のトレード収益は少なかったとしても、資金を回転させることで収益額をカバーできます。

 

実際に私のデイトレ月間収支は、正社員として働いている労働所得を超えています。

 

ただし、取引コストが高くつくこと、トレードに消費する時間が増えるということも覚悟しなければいけません。

 

まとめ

 

ポイント

FXにおいて、長期と短期を比較した場合、どちらが儲かるという考え方はナンセンスです!

 

これはFXに限った話ではありません。

 

長期、短期の違いは時間軸だけということでした。

 

時間軸が変化することでメリットとデメリットがありますが、それが収益と直結しているわけではありません。

 

長期、短期の違いはトレードスタイルの違いと認識して、あなたのライフスタイルや性格にフィットしたトレードスタイルを確立することが重要です!

 

では、また!

 

 

 

  • B!