こんにちは0510です。
今週も1週間お疲れ様でした。
あなたもご存じのとおり、先週の雇用統計後の動きといい10日の21:30 輸入物価指数の動きといいドル円のボラが凄まじいですね。
USD/JPY 30分足
1時間で約200 pipsくらい動くので、これまでのドル円のボラの感覚で逆張りすると、あっという間に切らされるので注意が必要です。
2022年8月8日~8月12日 鉄板パターン解説
さて、本日の本題はドル円ではなく私が取引する回数の多いポンド円の鉄板パターンの解説です。
チャート画像と合わせて確認していきましょう。
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MTF(マルチタイムフレーム)の準備 & 期間の確認
GBP/JPY 30分足
黄色い枠で囲んだ部分が2022年8月8日~8月12日のチャートになります。
さて、この黄色い枠内の、どの部分が鉄板パターンだと思いますか?
もちろん、私が考えていないような他の優位性があるパターンが多数隠れていると思います。
今回は、あくまで私個人の鉄板パターンだという事をご了承ください。
①大きな下落後のレンジ形成
まず、キャプチャの①の部分に注目して欲しいです。
指標発表後に大きく下落する動きが発生しました。
約 200 pips の下落です。
その後に下落から反転が起こりレンジを形成しました。
①はそのレンジ部分に着目しているというイメージです。
このレンジでは
「よし!下落が一段落した。大きく下落したので反転も、それなりに強いだろう。」
「強い下落だから、そう簡単に下落が落ち着くとは考え難い。更に下落するだろう。」
さて、どちらが正解ですか?あなたは、どう思いましたか?
ちなみに私はこのような考え方や、正解に一切興味がありません。
そもそも、的中させる事が不可能だと心の底から理解しているからです。
未来を予測するという不可能な事に労力や時間を投下する意味がないのです。
つまり、この時点では上記の、どちらが正解かはわかりません。
もし、わかる人がいたら私にだけコッソリと教えてください。
②レンジブレイクアウト発生
次に②の部分に注目してください。
①のレンジを②の動きで下抜けました。
②でブレイクアウトが発生したという事ですね。
このまま下落すると予想した人が勝ったという事でしょうか??
しかしです。
一度はブレイクアウトしたという事実がありますが、短時間でブレイクアウトの起点となるポイントまで戻りました。
ブレイクアウトを狙ったり、ブレイクアウトを追いかけたトレーダーの含み益が消え、ロスカットしているか含み損の状態が②です。
③レンジブレイクアウト失敗パターン
続いて③の部分を確認してください。
レンジブレイクアウトで下抜けしたにも関わらず、すぐにブレイクアウトした起点まで戻ってきただけではなく、さらに上昇してレンジを形成しています。
これで鉄板パターン出現の下準備は整いました!
③でレンジを形成しているので、ここのレンジブレイクを確認して追いかけていきたいと考えます。
④実際のエントリーパターン
上昇する可能性が高いという優位性を利用している事を前提に押し目買いを狙っていきます。
A~Fまでのエントリーの例として番号を振りました。
この中で最も優位性が高い鉄板パターンの中のさらに激熱パターンとして認定できるのは、どのパターンだと思いますか?
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まず、Aですがブレイクアウト認定するには根拠が若干弱く、ヘッドフェイクになる可能性もあるので見送った方が無難です。
私個人としては、レンジ抜け前に抜けを前提として狙いにいくようなイメージがAです。
続いてブレイクアウト?ヘッドフェイク?と判断が難しい弱いブレイク的な動きの後に、押しが発生。
押した後に再度上昇を確認した後に仕掛けているのがB、またはCです。
そして、その後に追いかけ気味に仕掛けているのがDです。
つまり、激熱パターンはB~Dまでです。
Eはその激熱パターンが出現した後に、さらにトレンドが継続するという狙いで拾いにいくイメージです。
確かにトレンドが強い場合はEから、さらに大きく伸びる場合もあります。
しかし、この鉄板パターンは強いトレンド環境下の中で狙っているなら問題ありませんが、再度チャートを見直してみてください。
ビンビン伸び続けているような強い上昇トレンド環境下でしょうか?
2022年8月8日~8月12日 鉄板パターン解説のまとめ
いかがでしたか?
これが実際に私が鉄板パターンとしてトレードしているトレードの1つです。
1つと言っても、私は多くの手法を持っていて、それらを使い分けているわけではありません。
注意して欲しいのが、この鉄板パターンを単純にコピーしてもリアルトレードでは機能したり機能しなかったりで収支が安定しないという事です。
「え?何?お前、嘘書いてんのか?ふざけんなよ!!」って怒らないでください。
これが現実です。
で、私がこの記事を通じて、あなたに理解して頂きたいのが、相場の本質を理解して欲しいという願いです。
答えを先に言っちゃうと、トレードで収益を出すという事は他のトレーダーの損失を、私たちがいただくという事を意味しているのです。
つまり、相場で収益を上げるという事は損をする人が必要であり、損をしている人がどこにいるのか?損をしている人は今、何を思っているのか?
これを徹底的に突き詰める必要があるのです。
これが理解できてしまえば、今回紹介した鉄板パターンをあなた自身で見つける事ができるようになります。
上記の鉄板パターンとはチャートの形は違うけども、同じ理屈で仕掛けて収益化するという事が可能になります。
今回のパターンを例に再度復習してみましょう。
大きく下落した動きを多くのトレーダーが見ていて、「上だろう。」とか「下だろう。」という感覚で仕掛けてくる。
これによって相場がぐちゃぐちゃしてレンジが形成されます。
そして、レンジは永久に続く事はなく必ず、どちらかにブレイクアウトします。
今回は下に抜けましたよね。
下に抜けたという事実があり、買いがロスカットする。
そのタイミングで売り手が追随してくるも上昇しました。
ブレイクアウトパターン失敗で売りがアッという間に捕まりました。
相場は売り手を捕まえていて、さらに上昇する(ロスカットさせる)動きが出れば上がりやすくなります。
さらに買いで失敗した人達が、「やっぱり買いじゃないか!」という予想が合っていたにも関わらずロスカットさせられるという怒りから、買いも沸いてきます。
そのような根拠から「買ってくる人が多い。」つまり、優位性が高いと私は考えました。
私は、よくトレードで勝ち続ける為にはトレードパターンを丸暗記しても意味がないと言っていますが、こういった事が理由です。
結果的にチャートパターンが似たような形になる事が多いのですが、本当に大事なのは何故、チャートがそのような形になると優位性が発生するのか?という視点で相場を観てもらえたらな!と思います。
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