はじめまして!0510@FXと申します。
ちょっと、わかりにくいですが0510(マコト)と読みます。
このページでは、私の自己紹介をしています。
現在、都内の会社に勤務しながら、妻と息子の3人暮らし。
兼業で主にFXのデイトレに取り組んでいます。
デイトレには膨大な時間と労力、そして、お金を使いましたが、今はデイトレに出会えて本当に良かったと思っています。
そんな私のデイトレ人生を振り返りつつ、自己紹介をさせていただきます。
ここから先は0510の自己紹介となっています。
- 0510は「こんな人」って内容です。
マーケットとの出会い
2005年、私は人生で1番最初にマーケットに参加しました。
2005年頃は既に株の取引手数料が自由化されており、個人でも自宅で自由にインターネットで株が売買できるようになっていました。
私がデイトレーダーという言葉を初めて知ったのは、この頃です。
友人の1人が、いち早く株の売買始めていて、彼は株で100万円以上の利益を出していると豪語していました。
私は、父親から
株はギャンブルなので、やってはいけない。
こんな事を言われて育ってきたので、正直、彼が100万円稼いでいると聞いても、魅力を感じることはありませんでした。
今はいいかも知れないけど、どうせ最後は大損するんだろう。
当時、私は株で儲けた友人の自慢話を冷めた目で見ていました。
父親の会社が倒産する
私の父親は小さな会社の経営者でした。
羽振りが良かった時期もあったのですが、この頃に父の会社は経営難に陥っていました。
そして、最後には頑張りも虚しく倒産させてしまいます。
私は父親から、このように教えられてきました。
とにかく、何も考えずに一生懸命働く人が一番儲かっている。
私の父親は高学歴で、元自衛官、柔道三段の文武両道でした。
そんな父親は、私にとっては尊敬の対象だったのです。
父親の言うことを信じて、当時、私はバイトを3つも掛け持ちしていました。
この頃、私はフリーターをやっていました。
フリーターって死語ですかね?ようは正社員じゃない人のことを、そう呼んでいました。
とにかく、無心で働くことこそが、一番儲かる方法なんだ!
教えを信じて働きまくって、手にするお金は1ヶ月で30万円くらいでした。
睡眠時間は1日で3時間くらい。
移動は車が多かったので、眠気に襲われて交通事故になりそうになったこともありました。
でも、正直なところ・・・
これが本当に一番儲かる方法なんだろうか?
こんな疑問が、私の頭の中をよぎっていたんです。
そして、父親の経営する会社の倒産。
もしかすると、父親の言っていたことは、間違っているのかも知れない?
そんなモヤモヤとする気持ちを抱えていた頃でした。
私は、父親の会社がなぜ倒産してしまったのか?
その理由が知りたかったのです。
そして、私のまわりにも変化が出てくるようになったことが、私の人生を大きく変化させる、きっかけとなります。
私はガソリンスタンドでバイトしていたのですが、バイトを始めた頃、先輩や店長は
日本は自動車社会だから、ガソリン売っている会社は絶対になくならないんだよ。
って言っていたものです。
私も、みんなが自信満々に言うものだから、疑うことはありませんでした。
私も本気で、そういった考えに賛同していましたね。
しかし、そういった状況が変化するには大した時間は必要ありませんでした。
数年後、近隣のガソリンスタンドがドンドン閉店していきます。
やがて、先輩たちの言うことも変わってきます。
今の時代、車じゃ、もうご飯は食べられないんだよ・・・
え!?ガソリンスタンドは潰れないんじゃなかったの?
あなたたちは、嘘つきですか?
数年前に意気揚々と、「ガソリンスタンドは潰れない!」って言っていたこと、あれって全部嘘だったんですか?
父親の会社が倒産したこと。
先輩たちの意見が、たった数年間で変わってしまったこと。
私は、今まで自分のまわりにいた人たちの言っていることが信じられなくなってきていました。
自分の力で調べてみよう。
自分のまわりにいる人たちの言っていることはコロコロ変わる。
父親の会社が倒産した理由がわからない。
もしかすると、時代は凄い速さで変化しているのかも知れない・・・
私は、このように考えるようになりました。
そこで、誰にも聞くことができないので、自分で本を読み漁っていくところから始めます。
そして、私の人生を変えるヒントをくれる一冊の本に出合いました。
Amazonなら中古で ¥ 1 ~ 販売されています。
世界的にヒットした書籍なので、あなたも読んだことがあるかも知れません。
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」です。
これが私の人生を変える、きっかけを作った本でした。
この本には、デイトレについては書かれていませんが、投資や運用の必要性にふれています。
人間が身体を使って時間を切り売りするような、労働所得には限界があります。
経済的に豊かな生活を手に入れるには、ただ一生懸命働くだけではダメなのです。
人間には、平等に1日、24時間しかないのです。
労働するにしても、考えなくして、ただガムシャラに働いているだけでは、豊かさは手に入らないということを教えてくれた本でしたね。
株に興味が沸いてくる
当時の株式市場は少し異常な状態で、世間は株で儲けた人達の話題で持ちきりです。
とりあえず、新興市場のメジャーな会社の株を買っておけば、バンバン上昇していくという、新興市場バブルです。
また、BNFさん、cisさんなどスーパー億トレーダーの活躍が注目されていた頃でした。
2005年に起きた、ジェイコム株大量誤発注事件によって、BNFさんの名前は日本中に知れわたることになります。
そんな異常な空気に私も少し動かされ、私も株に少なからず興味が沸いてきていました。
「金持ち父さん貧乏父さん」の影響もあります。
そこで、生まれて初めて証券口座を開設してみました。
人生で初めて開設したのは、イー・トレード証券(現在のSBI証券)でした。
まぁ、そこから不幸は始まっていくわけです。
人生で初めて株を買ってみた。
生まれて初めて証券口座を開設してみた私ですが、正直なところ、どんな銘柄が上場しているのか?
どうやって株を買うのか?
何を判断基準にすればいいのか?
本当に何もわからない状態でした。
とりあえず、何でもいいから知っている会社の株を買ってみよう!
こんな安易な考えで、とりあえず、買ってみたのが「ライブドア」でした。
買った理由は、「ライブドアを知っているから。」
知っている企業なら何でもよかったということです。
個人投資家なんて、ほとんどの人は、そんなもんなのでしょうが、今考えると狂気ですね。
その後、私は株を買っていたことを、すっかり忘れていました。
株の上昇に翻弄されてしまった、あの日
私は、何となくライブドアの株を買うという判断を下しました。
数週間経過したある日、突然、株を買ったことを思い出して、証券口座にログインしてみると・・・
ん?
なんと・・・1万円以上も含み益があるでは、ありませんか!
ただ、知っている企業の株を購入して放置しているだけで、1万円以上も儲かるなんて・・・
自分は今まで何をやっていたんだろうか?
もっと、いっぱいライブドアの株を購入していたら、もっと大きな利益を出せたじゃないか!
こんな思考に陥りました。
ただの欲豚ですね。
そして、私は自分の持っていた貯金を全てライブドア株の購入に使いました。
それまでの私が貯めてきた銀行預金を全額おろして、何の躊躇いもなく証券口座に入金しました。
その後、日本の株式市場の歴史に名を刻むことになる、「ライブドアショック」の直撃を受けて、貯金をほぼ全て失いました。
株を続けるべきか?辞めるべきか?
安易な理由で欲望に踊らされた結果、私は貯金のほとんどをライブドア株の暴落によって失いました。
もう株は辞めよう・・・
・・・っとは、思わないんですね。
何とか、取り返してやろう!
・・・って、思ってしまうわけです。狂気ですね。
そこで、ゼロから株の勉強を始めました。
金融の世界に足を踏み入れる
色々と調べていくうちに株のデイトレを専門としている、職業トレーダーがいるということを知ります。
証券ディーラーという職業です。
証券ディーラーになれば、デイトレで勝てる方法を教えてもらえるに違いない!
そう考えた私は、証券会社に履歴書を送りまくります。
証券ディーラーの募集があるところには、全て履歴書を送りました。
しかし、面接を片っ端から受けるも、私は1社も内定をもらうことができません。
1社だけ適性試験まで行けたのですが、適正試験で落ちてしまいます。
その後、金融機関などの勤務経験が全くないから内定がもらえないのでは?と考えて、とりあえず先物の会社に入社します。
私は為替の部署に配属されて、FXのカバーディーラーとなりました。
その会社には証券ディーラーになるために、初めから辞めるつもりで入社しています。
今考えると、私はとんでもないヤツですね。
カバーディーラーという仕事は証券ディーラーとは全く違う仕事内容です。
顧客から受けた注文をカバーするために、カウンターパーティー(海外の銀行など)に注文を繋ぐ仕事です。
今は、ほとんど自動化されている作業なのですが、当時は人間が手動でやっていました。
損益などは関係なく、淡々と注文をこなしてくだけの仕事です。
もっと多くの知識が得られると期待していましたが、マーケットの素人しかおらず、デイトレのことについて知っている人は皆無でしたね。
人生の転機
私はカバーディーラーをやりながらも転職活動を続けていました。
証券ディーラーになりたいという強いおもいを抑えきれなかったからです。
しかし、これが全くと言っていいほど受かりません。
当時、私はデイトレというのは、株の売買だけだと思い込んでいました。
実はトレーダーという職業は何も証券ディーラーだけではないということを、この時に知ります。
ようは利益さえ出せるのであれば、先物であろうが、為替であろうが、何でもいいわけです。
この時期に生まれて初めて、本当に稼いでいるトレーダーに出会うことができました。
まさに運命の出会いでしたね。
私のトレードの師匠であるKさん(男性)です。
Kさんとの出会いがなければ、私は今、トレードを続けていなかったでしょう。
デイトレで利益を出している人なんて、本当はいないんじゃないか?
当時の私は、こんなことを考えていたからです。
この出会いは、本当に衝撃的なものでした。
Kさんにトレードを教えてもらう
Kさんは、Nasdaqのトレーダーでしたが、CMEなど海外商品先物もトレードする、何でもトレードするタイプのトレーダーでした。
私はKさんから、トレードのノウハウを伝授して頂きました。
毎日、SkypeでKさんと一緒にトレードを練習させてもらいました。
私はデモトレードでしたが・・・。
毎日、Kさんに教えてもらってはいるものの、それでもトレードで利益が出るようにはなりませんでした。
Nasdaqは米国株式市場です。
取引時間は日本の夜間になるため、日中は仕事、夜はNasdaqでデモトレードをする毎日。
そして、夜勤の時は日中に225先物のデモトレード・・・。
睡眠時間が1日3時間あればマシな方で、本業の時間帯は毎日居眠りです。
それでも結果は出ませんでした。
気がつけば、既に3年も時間が経過していました。
さすがにKさんには愛想をつかれてしまい、私は破門されることとなります。
破門にはなったものの、よくこんな素人の私に3年間も無料でトレードを指導してくれたと思います。
Kさんには、今でも感謝しかありません。
Kさんから離れた後も独学でトレードを学ぶ
Kさんから破門された後も、独学でトレードの勉強を続けました。
すると、少しずつ自分のトレードが変化してきたことに気がつきます。
大負けすることはなくなり、勝ったり負けたり・・・
儲けはないものの、投資元本の間を行ったり来たり・・・
トレードは良くない傾向が出ていると資産が右肩下がりになるはずなのです。
しかし、資産のカーブが変化してきていることに気づきました。
まだまだ、勝てるようになるには、程遠いレベルでしたが、転職活動の末、ついに職業トレーダーとして内定をもらうことに成功します。
外資系運用会社でのトレーダー経験
私は職業トレーダーという道が諦められず、その後も履歴書を送りまくります。
すると、何とか1社から内定をもらうことができたのです!
ここまで頑張ってきて良かった・・・
やっと夢が叶った。
運用会社でトレーダーというポジションを得れば、勝つ方法やノウハウを手に入れたも同じ。
これで、自分はようやくトレーダーとして順風満帆な人生を送ることができる。
本当に良かった!
・・・ってなると思いました?
少なくとも、私は思っていました。
外資系運用会社の現実
私は夢の職業トレーダーとして、外資系運用会社に入社することに成功しました。
これで、胸を張って生きていける!
期待に胸を膨らませて、意気揚々と会社に行くも、そこで待っていたのは厳しい現実でした・・・。
実は職業トレーダーの多くは儲かっていない!
悲しいかな、これが現実です。
一部の成功している職業トレーダーが存在するのは事実なのですが、儲かっている人と、そうでない人では、後者の方が圧倒的に多い。
普通に考えれば当たり前なんですけどね。
「外資系運用会社のトレーダー」
こう聞くと、その人はスゲー儲けているように見えますけど、実はそうでないトレーダーが大量にいるって話です。
私は、外資系運用会社に入れば儲かる方法を教えてもらえて、バンバン儲けられるものだと勘違いしていました。
ある意味、外資系運用会社のトレーダーが私の中でのゴールだったのです。
現実は、そこからがスタートライン。
そして、外資系運用会社に入っても、毎日、みんな試行錯誤に加えてストレスと闘う日々・・・
私が思い描いていた理想と現実は天と地ほど違っていました・・・
外資系運用会社をクビになる
私は夢のトレーダーに転職したものの、稼ぎが悪く契約を解除されてしまいました。
その後もデイトレの修行は続きます。
一度、外資系運用会社でトレーダー経験を積むと、他の運用会社にも入りやすかったりするんですが、結局は稼げなければクビを切られます。
実際に、そういった人生を送っているトレーダーは、少なくありません。
私も他の運用会社で再チャレンジすることも考えましたが、個人でトレードしていくこと決めました。
今はブロードバンドもあるし、ハイスペックなPCも安く買えます。
確かに手数料体系などは運用会社に負けますが、国内のFX業者などでも十分利益が出せる水準でサービスが提供されています。
実際に職業トレーダーから個人トレーダーに転向している大物トレーダーもいました。
今後は、運用会社業界の規模は縮小されていくでしょう。
最近はトレーダーの求人を目にする機会が少なくなりましたね。
今後の目標
ささーっと、私の過去を紹介させていただきましたが、現在は全然、金融とは畑違いの仕事をしつつ、個人でトレードしています。
現時点では、トレードだけでも十分に生活できるくらいの収益を上げることが目標です。
まずは、月に30万円くらいを目標にプラスにしていきたい。
トレードは簡単に稼げるようにはなりません。
多くの人は、きつくなってトレードを辞めちゃいます。
でも、諦めなければ私のように少しずつパフォーマンスが良くなっていくのもトレードの面白いところです。
特別な才能がなくても、トレードは継続できていますからね。
さて、長くなりましたが、私の自己紹介は終了したいと思います。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
メモ
※ 追記 ※
2020年 月 30万円プラスという目標を達成することに成功しました。