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凡人の苦労

更新日:

菅 義偉氏が新自民党総裁となりました。

 

 

前評判では、ほぼ、菅さんが勝つと言われてはいたものの、他の岸田さん、石破さんに圧倒的なまでの差をつけて総裁選を勝ち取りましたね。

自民党総裁選結果 菅氏377票 岸田氏89票 石破氏68票

 

新たな首相が誕生したわけですが、日本はコロナウィルスの問題やオリンピックなど、課題が盛りだくさんです。

 

非常に大変な時期なだけに、新内閣総理大臣には期待と注目が集まるところですね。

 

 

凡人の苦労

私がトレードと初めて出会ったのは、2,000年代前半頃です。

 

1,999年10月に日本の株取引手数料が自由化されたことから、株の売買が活発になりました。

 

また、日本政府は株の売買を活性化させるために、税金の優遇政策にも乗り出します。

 

「2013年までの株取引で出た利益に関しては10%とする。」という軽減税率を設けたんですね。

 

こういった時代背景が追い風となり、個人投資家の市場参入率が爆発的に伸びた時期でもあるわけです。

 

さらに、新興市場では、連日株がストップ高の連騰の日々・・・。

 

「この時期に新興市場の株を買っていれば、誰でも儲かる。」という、まさに狂気の時代でした。

私が株に初めて参入したのは、ちょっと遅れたタイミングではあったものの、新興市場のバブルは、まだ継続している最中でした。

 

実際に、私は右も左も、全然わかっていない状態でもライブドア株を買っていたんですが、あまりにも簡単に儲かるのでビックリしてしまいました。

 

私の友達でも、株を始めた人がいて、彼も株で爆発的に儲かっていました。

 

「え?株って、そんなに儲かるの?」

本気で、そう思ってしまうようなマーケット環境だったわけですよ、当時は。

 

まぁ、そこが悲劇の始まりですw

 

「こんな簡単に株って儲かるのか!」

 

 

私は、本気で、そう考えてしまいました。

 

そこで、今までは貯金が趣味みたいなものだったのですが、全ての貯金を銀行から証券口座に移します。

 

そして、私は今まで一生懸命貯めてきた貯金全額を、ライブドア株に投資することにします。

 

言うまでもなく、ライブドアショックが起きるわけですが、私はライブドアショックの意味すら、よく理解できていませんでした。

 

気がつくと、自分の200万円くらいの貯金が数万円にまで減少していました。

 

たった、1回の取引で、ですよw

 

仮にロスカットの重要性を理解していたとしても、ストップ安連発だったので、防ぎきれなかったとは思いますが・・・

 

仕掛けや、トレードの仕方を全く理解していない状態からの、フルスイングで大空振りで逝きました。

 

これが、私のトレード人生の始まりです。

 

ここから、私の不幸は始まったわけです。

 

多くの場合、こんな経験をすると

 

「株に手を出すべきではなかった・・・」

 

「素人は勝てないように、できているんだ。」

 

「こんなに損するなら、株はもうやめよう。」

 

こう考えるのが普通です。

 

しかし、私はモノホンの大馬鹿者だったので

 

「株で負けたのは、私の知識不足が原因だ!」

 

「ならば、知識をつければ儲かるはずなんだ!」

 

こんな悲惨な体験から、私の相場人生はスタートしていきました。

 

完全にバカですね。

 

言うまでもなく、ちょっと勉強したくらいでは、株で勝てるようにはなりませんw

 

本日は、このくらいで、続きは次回の記事にしたいと思います。

 

 

 

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