最近、中国の話題が尽きないですね・・・
中国は近い将来、経済的にも軍事的にも米国を超えて、世界一の大国になることを目標としているとか。
日本も、わずか75年前までは戦争していた国です。
また、世界大戦になるようなことがないことを願うばかりです。
トレード手法は、たった2種類しかない事実
あなたは、「トレード手法をどれくらい知っていますか?」っという質問があったら、何種類答えられますか?
スキャルピング、ブレイクアウト、トレンドフォロー、スイングトレード、オーバーシュート、アービトラージ、ダイバージェンス・・・
たぶん、一般的に手法と言われているものは、もっと存在しますし、今後も新しいものが増えていくはずです。
でも、これらのトレード手法を分解すると、必ず2種類に分類できます。
- 高いところを買って、さらに高く買ってくれる人に売る。
- 安いところを買って、戻ったところで売る。
※売りは、その逆です。
これが、ネットや書籍などで色々と解説されている手法の正体です。
もっと、相場用語風に言えば、順張りか?逆張りか?
これだけです。
一般的に、「この手法は~で買い・・・。」というような解説がされているのは、主に仕掛けるタイミングについて、再現性を高めるために、何らかのサインで、判断しやすくしたものです。
つまり、サインは単純に仕掛けるタイミングを調整するだけのものなので、そのサイン自体には利益を出す秘密があるわけではないのです。
では、どのようにしたら利益が出せるのか?
そのサインが能力を発揮する場面でのみ、サインに従えばいいんです。
よく有料で販売されているトレード手法や、MT4用の自動売買EAを買ってみたけど、「クソの役にも立たなかった・・・」という経験はありませんか?
それは、サイン自体に問題あるわけではなく、サインが活きる場面ではなかったということを証明しています。
基本的に、相場環境には2つのパターンしか存在しません。
- トレンド相場
- レンジ相場
簡単に言ってしまえが、トレンドが出ているのか?いないのか?
これだけだということです。
トレンド相場 VS レンジ相場
相場環境には、トレンド相場か?レンジ相場か?
この2種類しかないということを説明しました。
では、どのようにしたら、利益が出せるようになるのか?
あなたが一番気になっているのは、この部分でしょう。
トレード手法やEAが出す、サインが通用しないのは、相場環境に合わせた手法選択ができていなかったということです。
ネット販売されているような、トレード手法を買ったとしましょう。
ある日、あなたがチャートを見始めてから、「あ!教えてもらったサインだ!買い!」などというようなトレードをした経験はありませんか?
こんな子供だましのトレードで利益が出せるようになるほど、トレードは簡単で甘いものではありません。
もし、本当にそんな方法があるなら、あなたは、とっくの昔に大金持ちになっているはずです。
もしも、あなたが、まだこんなトレードの仕方をしているのなら、今この瞬間からトレードを中止してください。
あっという間に資金が枯渇して、無駄な経験だけが残るという悲惨な結果になるでしょう。
トレードはサインを見つけるだけの仕事ではありません。
まず、現在の相場がトレンド相場か?レンジ相場か?を判断します。
そこで、トレンド相場だと判断できるなら、順張り系の手法を選択する必要があります。
レンジ相場だと判断できるなら、逆張り系の手法を選択する必要があります。
トレンド相場とレンジ相場の割合は、よくトレンド2割、レンジ8割、または、3:7などと言われています。
つまり、圧倒的にトレンドが発生している期間の方が短く、ほとんどレンジだという意味です。
私は過去何十年分のチャートを検証して・・・とか、やっているわけではありませんので、正確な数値はわかりません。
しかし、トレンドが発生している期間の方が圧倒的に少ないという感覚は持っていて、間違いではありません。
大切なのは、トレンドとレンジは周期的に変化を繰り返しているということです。
いつまでもトレンドが継続するわけではないですし、永久にレンジということもありません。
レンジ → ブレイクアウト → トレンド → レンジ → ブレイクアウト → トレンド → ・・・・
っというように、相場環境は永久に、この流れを繰り返しているだけなのです。
つまり、トレーダーの仕事は、この相場環境を正しくとらえて、その相場環境にマッチした手法を選択すれば、利益を手にすることができるということです。
- トレンド相場では順張り
- レンジ相場では逆張り
単純に儲かると言われている、シグナルやサインを購入して、チャートでそのパターンが出たという理由だけで売買しても、全く収益が伸びない理由が理解できましたか?
タイミングだけ適切であったとしても、そこに当たりクジが入っていなければ、当たりを引き当てることは、絶対にできませんよね?
相場環境を正しく認識するということは、「その箱の中に少なくとも、当たりくじが入っているヤツだけに限定して、クジを引いてみよう!」言いかえたらイメージしやすいでしょうか?
まとめ
トレード手法は2種類で、順張りと逆張りしかありません。
多くの手法が毎年、生まれていますが、全て分解すれば必ず、順張りか?逆張りか?に分類できます。
トレードで収益が安定しないのは、順張りを使うべき場面で順張りを選択せず、逆張りを使うべき場面で、逆張りを選択できていないからです。
順張りを選択すべき場面とは、トレンド相場です。
逆張りを選択すべき場面とは、レンジ相場です。
あなたも、これが理解できれば、無駄に新しいトレード手法や、儲かるEAに振り回されることも、なくなるのではないでしょうか?