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「損して得取れ」の意味とは?

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おはようございます。

毎日、勉強をする事を継続していますが、今日は目が早く覚めた為にAM2時から勉強をしたところ、さすがにバテました・・・。

あなたも「損して得取れ」という言葉を聞いた事があるでしょう。

今日は、この「ことわざ」の持つ素晴らしい意味について書きたいと思います。

 

「損して得取れ」

仮に一時的に損失にまわる行動であっても、その行動が将来得をする行動であるならば、その行動こそが正しいという事。

 

私は過去に何度も転職をした経験があります。

以前、勤務していた会社の後輩から、先日ある相談を受けました。

 



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後輩「僕も先輩みたいに会社を辞めたいんですが、辞める事ができないんです・・・。」

私「?」

私「辞められない1番の理由って何なの?」

後輩「はい。実は転職活動を密かにやってますが、転職でき今より給料が下がるからです。」

私「え?だって辞めたいんじゃないの?給料下がったって多少は仕方ないじゃない。」

後輩「う~ん・・・転職するなら最低でも今の給料以上じゃなきゃ嫌です。」

私「で、転職の候補を探したけど、今の会社より給料が高い会社がないと。」

後輩「そうです。」

私「それじゃ今の会社より給料が高い会社に内定をもらう以外に辞める事はないわけだ。」

後輩「そうなりますね。」

私「じゃ、資格取るとか給料の高い業種に限定するか、何か戦略的な転職活動が必要だね。」

後輩「そうなんですよ。ただ、自分は特に何もスキルを持っていないので。」

私「仮に何か有利になるスキルを手に入れた後に転職活動するんだから転職は3年後かな?」

後輩「3年は長いな・・・」

私「でも、俺は転職した時に年収で100万円以上ダウンしたよ。」

後輩「え!?年収100万も下がって、よく転職しましたね・・・。」

私「だって、転職した先でスキルを得れば将来的には100万円以上の年収アップと労働条件の改善ができるからね。」

後輩「???」

後輩「ちょっと先輩の言っている意味がよくわからないです・・・。」

 

これは、先日後輩とLine電話した内容の一部です。

何としても年収を維持したい彼は、同じ年収を得られる労働条件の良い会社でなければ転職しないと言っていました。

しかし、これは大きく間違っています。

どうせ転職するなら1日でも早い方がいいに決まっています。

そして、一時的に損が発生したとしても将来的に、その損失分を回収できるような選択をすべきなのです。

ちなみに私が勤務していた企業は年収ベースでは、そこそこもらっているように見えますが残業が、かなり多かったです。

私の場合、確かに年収は100万円以上のダウンでしたが時給ベースでは900円以上上がっている事がわかっていました。

残業が、ほとんどないので仕事の総労働時間が減っているのです。

以前の会社は勤続年数や役職が全てであったため、出世する以外に給料を上げる事はできません。

現在は技術職で年功序列の給与体系でもありません。

どんな仕事をしていくか?という部分で給料が決まるので前職からダウンした100万円程度の年収アップは不可能ではありません。

彼のように年収ベースや月給の額面だけ追っていたのでは、本質的に重要な部分がスッポリと抜け落ちた計算しかできないのです。

「損して得取れ」という言葉の本質はは、物事を合理的に判断しなさいという意味だと私は考えています。

損する事が良いという意味ではなく、将来利益を手にする為には一時的な損失を受け入れる必要がある。

リスクを取る価値がある場合にのみリスクを取れ!という意味なのです。

何事も目先の利益に踊らされてはいけません。

相場の世界では、常々言われている事ですが相場以外の事象でも例外ではないと私は考えています。

後輩には、しっかりと「損して得取れ」という部分を説明しておきました。

うまく伝わっているかどうかは分かりませんけどね・・・。

今よりも「良い会社」に早く転職して欲しいと願っています。

 



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